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いつも心に太陽を!

  皆さんこんにちは。理事長の前田です。

  さて連日の新聞やニュースを観て、あまりの精神的脱力感に苛まれ、更新が滞りまして失礼しました。

 皆さん現在も進行中であります尖閣諸島沖での中国漁船(人民解放軍の監視船?)による領海侵犯及び海上保安庁巡視船体当たり事件はご承知の事と存じます。

 わたくしもJC内において領土領海問題にはひときわ関心を持っており、経過を見ておりましたが改めて我が国戦後最大級の失策が行われてしまいました。

 那覇地検の次席検事は会見で

 「(公務執行妨害の疑いで拘置している中国人船長の)とっさに取った行為で、計画性もなく前科もない。国民の影響や日中関係を考慮すると、身柄の拘束を継続して捜査を続けることは相当ではないと判断した。」

 と述べ、処分保留のまま当該船長を釈放してしまいました。

 待ってください! いつから検察は政治的判断を委ねられたのでしょうか?

 司法当局はただ粛々と日本国の刑法(国内法)に基づき被疑者を裁判にかけ、有罪であれば処罰を執行すればよかったのです。

 処分保留ということは何を示すかといえば

 日本の法律で裁けないエリア = 尖閣諸島は国内ではない=日本の領土に非ず

 という構図を生み出してしまったのです。これは絶対にしてはいけなかった。

 必ず中国はこれを新手の外交カードとして出してくるでしょう。

 尖閣諸島近辺の海では今も70隻近い中国の漁船が操業をしております。同じような行為が再び行われたとき(前述の船長はVサインの後「また尖閣に行く」と明言しています)拘束されても刑事処分を受ける恐れを感じず、ますます行動がエスカレートするでしょう。

 そもそもこの尖閣諸島においても『このエリアに領土問題は存在しない』という日本側のスタンスでありました。中国および台湾が抗議をしても、「これは日本の島である 話し合いに応じる必要はない」と突っぱねてきました。

 しかし今回の事件で、中国はこのエリアに領土問題(紛争まではゆかないが)が存在すると声高々に挙げるスキを与えてしまいました。中国の狙いはそこにあるとわたしは推察します。そして覇権主義国家の常套手段である[次はその先の領域]を狙ってきます 尖閣諸島の先には沖縄の島々が横たわっています。琉球王国は元来中国の属国であったので我が国に帰属するべきであると述べている中国の学者もおります。

 

 今回の事件で日本は多くのものを失い、損なわれました。

*完全な法治国家であるということが言えなくなった

  諸外国の圧力で法の正義と真理が歪められる国であると内外に伝えられた。

  法の下の平等が損なわれた(同様の行為を計画性がなく前科のない日本人が行

 ったら どうするのか?やはり処分保留か?  意地悪な質問だが)

  検察による政治的判断により司法と行政の独立を侵してしまった。

  司法当局に政治的判断が許されればいつか逆に時の政府に反抗的な者は官憲

 によって取り締まられる事も可能であろう。

  検察に対して政府(首相官邸サイド)の介入があったならばこれも大問題である。

 しかし今のところ政府による検察の越権行為を批判する声は上がっていない(ということはやはり?)

  いずれにしても国会の審議が待たれる。

 

*国際的な地位の失墜

 当該船長を放免にすれば事が沈静化するという事なかれ主義、外交交渉における戦略の無さも露呈した。(中国によるレアアースの禁輸政策や拘束されている4邦人などよりも機先を制して交渉するべきであったが船長の拘束もなくなった今、中国サイドに憂いを与えるカードが無い)

 同盟国アメリカの信用も、鳩山政権での普天間基地の問題から端を発し、ここに至っては、日本をパートナーとして頼りなさを思わざるを得ないであろう。いくら現場の自衛隊戦力やコーストガードたる海上保安庁の実戦能力が高くても、内閣総理大臣やそのブレーンがこの程度の指揮判断能力では到底事態の収拾は望めない。現状ではアメリカも自国民を犠牲にしてまで日本の世話をするまい。辛うじて尖閣諸島領域は日米安全保障の対象内とうたっているから中国も武力行為に踏み出していないだけである。

 

 今後このような中国の恫喝行為が他の方面(たとえば南シナ海)でも行われた場合、日本の毅然とできなかった行動が仇となってしまった結果であるからASEAN諸国など他国の信用も損なわれるだろう。他国にも間接的に大迷惑をかけてしまう。

 中国側は今回の日本の判断に狂喜し

 「日本は尖閣諸島の主権を放棄した」

 「少し恫喝すれば日本は譲歩する」「日本人は領土問題に関心が希薄だ」

 という受け止め方をした。そしてそれはロシアや北朝鮮、韓国といった周辺国のみならず全世界も同様に捉え、捕鯨問題など様々な国益に繋がるケースにも波及してゆくであろう。

 

*国家としての威厳と誇りが傷つけられた

  事件発生後、北京の中国政府は在中国 日本大使を深夜にもかかわらず数回にわたり庁舎に呼びつけ抗議を行った。 大使という職責は外交官の身分では最上階であり極めて重く、我国では国家元首たる天皇陛下から信任をいただき、接受国では国家元首の名代として職務を遂行するのであるが、その大使を粗略に扱う事への無礼はひいては日本国を軽々に扱うに等しく、断じてこのような行為を許してはならない。 中国当局の言われるままに、何も考えずに伺って行った丹羽大使も軽率であったし、ご自身の職責の重さを認識して頂きたかった。そのあたりの危機管理も希薄であった。

  今後中国側はいっそう日本に対し、武力や経済的な優位性を背景に宗主国的態度を見せてくるであろう。

  それに対して日本ができること (色々参考にしました)

*絶対に中国の要求する謝罪・補償に応じない 断固拒否である。

*当該中国漁船の危険性、異常性(意図的な追突行為)を実証するため、証拠物件

 であるビデオ映像の公開。(全世界に配信)

*次は国内法に基づいて処罰する。(前例があるため非常に苦しいが)

  また外国船の違法活動を取締る法律の制定も急がれる。

*沖縄本島を含む南西諸島の国防力増加(航空部隊や島嶼防衛の専門部隊の実戦

 配備)

*尖閣諸島海域での海上自衛隊 護衛艦隊の演習を開始(示威行為)

 年に一度は米海軍(第7艦隊)と共同訓練を開始

*自衛隊による尖閣諸島常駐警備はまず法的な面を整備しなければならない。

 つまり自衛官には司法管轄権という権限を与えられておらず、領海侵犯者に対し逮捕、起訴することができない。ソマリア沖海賊対策でもこの件が問題になり、結果的に護衛艦に、海の警察官である海上保安官が便乗する形式をとった。

 大規模な領海侵犯には海上警備行動(自衛隊法82条の2)の発令にかかってくるがこれも様々な論議を呼びそうである。このように形だけ自衛隊戦力をこの領域に送り込んでも、現段階では視覚的な実効支配という以外何も行使できず、中国側に更なる挑発行動(中国海軍の遊弋)の口実を与えることになってしまう。東シナ海を担当する海上保安庁第11管区の装備増強とともに、特殊部隊の警備常駐を行われたい。

 

*中国は覇権主義国家であるという認識を各国と共有する。

  世界各国の分析は日本の弱腰外交は眼中になく(それもつらい事だが)、それよ

 りも中国への警戒感のほうが大きい。連帯して中国に対抗すべし。

*日本は「白樺」など東シナ海のわが国排他的経済水域内の天然ガス田の試掘を

 直ちに着手し他の海域の海洋資源の確保に努めるべし。

*中国政府のレアアースの禁輸措置行為は明らかなWTO協定違反である。

  中国は平気で国際的な産業通商ルールを破る国家であると広く知らしめれば立場 

  が困るのは中国当局である レアアースの産出国は豪州やベトナムにもあり、こ

  れを機に『脱中国』という経済的戦略を打ち出されたし。

  レアアースはハイブリット車など先端技術には欠かせないが、中国自体まだこの 

 技術の応用が活かされておらず、レアアースはどうしても国外に輸出せねばビジネ 

 スが成り立たない。その事は充分承知のはず。

 

 今回の事件への対応は、1977年日本赤軍によるダッカ日航機ハイジャック事件以来(いや以上か)の大失態であり、この時も福田赳夫総理〔当時〕が「人命は地球より重い」という迷言を残し、政治的判断という超法規的措置によって収監中であったメンバー6名を釈放してしまいました。現在もその内の3名が国際手配中です。

 事件後、日本政府の対応に世界は「日本は電化製品や自動車以外にもテロリストも輸出しているのか」と大批判を受けました。またそれまで自国内にはハイジャック犯を制圧する治安維持部隊すらなく、あわてて日本も秘密裏に警察により特殊部隊(後のSAT:Special Assault Team)を創設することになります。{余談ですが その後に起きた1979年大阪 三菱銀行人質事件にも出動していました}

 

 今回の日本政府の大失策と中国の横暴

 我々一般国民も勿論悔しいですが今回誰が一番悔しいか? 

 決まっているじゃ有りませんか!

 第一線で国境を守っている自衛官や海上保安官の方々ですよ!!

 それでも彼らは歯を食いしばって今日も海や空の上で頑張っているのです。

 わたくしは思います。真の国防・治安維持とは決してミサイルの数やイージス艦の数、パトカーやマシンガンの保有数の多寡ではありません。その後ろに立って領土領海や防犯に常に関心を寄せる国民の世論の高さが本当の防衛力であると考えます。それは言葉を変えれば『銃後の守り』とも呼べます。特に国防に関しては今の日本にはハイテクの武器や優秀な兵士がいても銃後の守りがないのです。

 水と安全はタダの時代は遥か昔に終わっております。

 今、日本は危機管理を怠ったツケがまわり、これまでになく坂道を転がり、堕ちるところまで堕ちました。

 今、日本を信頼・尊敬している国があるでしょうか? 無いと思いますはっきり言って。

 でも、ここまで堕ちたんです。あとは上を向いて頑張って這い上がってゆきましょう。

 子や孫の世代の前に少しでも日本の地位向上のために頑張りましょう。

 我々は徴兵によって軍隊に行かなくてもよい国に生まれました。だからこそ、せめて銃後の守りをしっかりやってゆきましょう。そして第一線で頑張っている日本の防人(さきもり)に感謝しましょう。我々が日々枕を高くして眠れるのはこの人たちがいるからです。

 

019_01.jpg                      

 

中華民国 感謝状.jpg

 

                               【中華民国政府からの感謝状】

  史料は沖縄県石垣市に保管されていたもので

  内容は『中華民国8年〔大正8年 1919年〕に中国漁民31人が日本帝国 沖縄県八重山郡 尖閣列島和洋島(現魚釣島)に漂着し石垣村(現石垣市)の村民が熱心に看護し全員元気に生還することができた。その感謝に感状を贈る』とある

   日本が実効支配していた尖閣諸島を中国政府が日本固有の領土と公式に認めていることを裏付ける史料である

 

     尖閣諸島は我が日本の固有の領土です!!      

 

 

おまけ                                 asahi.comより

      

        日本の巡視船にぶつけられて船体に穴が空いたと怒ってましたが

 

穴なし.jpg                                   【石垣島出航時(中国の漁港に戻る)】 

                        うん船体に穴はなしと

 

穴あり.jpg                                     【中国の漁港に到着】

                あれれ何なりか?数字の横に穴がある

                   デビルカッターでやられたか? 

           「ある時」 「ない時」とはまるで551の豚まんの如しなり

                     恐るべし中国の漁船

 

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