理事長所信

2017年度スローガン 「誇り~原点を見つめなおし、次代に繋げるために~」
第48代 2017年度理事長 馬田行雄君

基本方針
1. 全員で取り組む会員拡大
1. 会員の資質向上と誇りある組織づくり
1. 魅せる広報活動と発信力の強化
1. 心豊かに育む青少年の育成

海南青年会議所設立趣意書
我が海南・海草地方は古きより紀ノ国和歌山の重要産業地域として、その名を全国に黒江の漆器、野上の山産物として有名をはせてまいりました。近年、時代の変遷によりその姿も大いに変わり、重化学工業地域として大いに飛躍しようとしております。
私達はこの誇りである郷土を"明るく豊かな福祉社会"に一歩一歩近づけることを目的に、志を同じくする青年が相集い青年会議所を設立するものであります。
青年会議所の綱領にのっとり、私達一同は近代福祉国家の建設と世界の平和と繁栄に微力ながら英知と勇気と情熱をもって立向かっていく覚悟であります。
1969年9月
はじめに
私たち一般社団法人海南青年会議所は海南市及び紀美野町を活動の拠点とし、「明るい豊かな社会の実現」を基本理念に47年間歩んでまいりました。これまで海南青年会議所の歴史や伝統、そして誇りを築いてこられた諸先輩方に敬意を表すと共に、今後現役メンバーが引き継ぎ、次代へと繋げていかなければなりません。そこで設立当初より掲げられた基本理念の想いを再確認し、全てのメンバーが誇りをもって青年会議所活動を取り組むために、設立趣意書を載せさせていただきました。
「JCしかない時代」から今や数多くの地域に根ざした社会奉仕団体があります。活動の目的や内容の違いはありますが、どの団体も地域のためを想い活動されています。そのなかで、我々にしかできないことは何か、また何をすべきか、「JCらしさ」を考える上で、もう一度原点を見つめなおす必要があると感じます。この多存する団体の中で、率先して行動し自らが地域の先駆者であるという責任と自覚を持って行動していくことが、我々の存在の意義を高めることだと私は確信します。
全員で取り組む会員拡大
青年会議所は、20歳から40歳までの品格ある青年で構成された団体であります。この年齢制限があることによって、絶えず会員拡大を続けていかなければなりません。海南青年会議所が地域に必要とされる団体として活動や運動を展開していくためには会員の獲得は最重要課題であります。そのためには、メンバー一人ひとりが、拡大を必ず成功させるという強い意志を持つ必要があると同時に、活動の意義や青年会議所の魅力を伝えられるようにしておかなければなりません。そして一番大切なことは、自分自身が心から青年会議所活動を楽しんでいるかということです。その心が伝われば必ず会員拡大は成功するはずです。メンバー全員が会員拡大の意識を共有し、明るい豊かな社会の実現に向け、志を同じくする仲間を増やしていきましょう。
会員の資質向上と誇りある組織づくり
青年会議所が地域に必要とされる組織として大きな力を発揮するためには、メンバー一人ひとりの資質の向上が不可欠と考えます。私たちの活動に於いて、自らを日々成長させてくれる機会が数多くあります。まず各委員会では例会や事業を行うために企画立案から議案書作成をするということを学びます。そして理事会ではロバート議事法を用いた会議の運営手法や、各委員会から上程された議案をより高い次元の内容にするため活発な議論を行っていくなかで、核心を突いた質問や的を射た答弁ができるようになります。他にも私たちが毎月行っている例会や、日本JC本会・地区協議会・ブロック協議会などでも行っている様々なセミナーや研修に参加することで、多くの学ぶ機会を得ることができます。しかし、そのためには何事にも積極的に参加していく必要があります。参加すれば必ず自分自身の「実」となることでしょう。さらに、日本JC本会や近畿地区協議会そして和歌山ブロック協議会に出向していただき、新たな仲間との出会い、多様な価値観にふれ多くの学びを得ることで、更なるステップアップにつなげ、成長して頂きたいと考えます。またメンバー個々の資質の向上はもちろん、メンバー同士が互いに理解し絆を深めることで、組織力を向上させることも重要です。一人で何もかも背負うのではなく、協力し助け合える組織であってもらいたい。青年会議所が与えてくれる経験を最大限に活用し、自らの役割に誇りと責任と自覚を持ち、三信条である「奉仕・修練・友情」のもと、地域に誇れる団体であるために、メンバー一丸となって青年会議所活動に取り組んでまいりましょう。
魅せる広報活動と発信力の強化
「明るい豊かな社会」の実現に向けて私たちは様々な活動を行っています。その日々の活動と成果は組織の内外に向け発信していかなければなりません。そのため、私たちはインターネットの普及により主にホームページとSNSでの情報発信に努めています。ホームページなどは目を引く魅せるデザインや、常に更新し新鮮味のある内容であることを心がける必要があります。またそれに加え昨年より報道機関にプレスリリースを行い、紙面を通じて情報の発信をし、更なる認知度の向上に努めてまいりました。このような紙面での情報発信を続けることは勿論、多様化する社会に於いて、さらに有効性のある広報の手段を詮索し、発信力を強化してまいりましょう。
心豊かに育む青少年の育成
青少年は大きな可能性を秘めた次代を担う役割を持っています。そして全ての子どもたちが自らの能力を最大限に生かし、健やかに成長し、思いやりのある心を育めるよう大人たちが導いていかなければなりません。我々は子どもたちが成長していく上で、成果を重視し、物事に優劣をつけた評価をするのではなく、努力や過程に目を向ける必要があります。青年会議所が行っている青少年育成事業に於いて、地域の魅力にふれ、様々な体験をするなかで、子どもたちが物事を多角的に捉え、自らが計画や考察し、結論を導く力を養うような過程に注目した取り組みが必要ではないのでしょうか。
また、青少年期は人格形成に非常に大切な時期であります。現代社会では学校・家庭・地域を通じて知・徳・体の調和のある発達を目指し教育がなされています。とりわけ子どもの時期における「徳育」の果たす役割は重要です。以前であれば、地域社会の大人が模範となって子どもたちに教育してきましたが、近年では大人たちのモラル低下が進み、社会全般での「徳」が見失われてきました。そこで私たちは、子どもたちが思いやりの精神を持ち、心を豊かに成長するための一助となる事業を展開します。
さらに、子どもたちは自分の暮らす地域を愛し誇りに思う心がなければなりません。その心を養うために、私たちが地域の魅力を生かし、誇りある地域(まち)づくりを行うことが重要だと考えます。私たちの暮らす地域には、美しい山や川、そして海があり、すばらしい伝統や文化があります。それらを上手く生かし伝えることで、郷土を愛し、やがて誇りに思う心を生むでしょう。
私たちは青少年育成事業を通じ、心身ともに健やかな徳のある青少年の育成を行ってまいりましょう。
おわりに
皆さんはこの海南青年会議所という組織を誇りに思っていますか。自分たちの行っている運動に誇りを持っていますか。また自らの役職に誇りを感じていますか。私は47年もの歴史のある団体に所属し、多くの仲間と出会え、多くの役職を経験し、多くのメンバーと共に事業を行えたことを誇りに思っています。「誇り」は私たちが地域に根ざし、志高く事業を展開していく上で、無くてはならないものだと感じています。
JC活動は、「出来るか出来ないか」ではなく「やるかやらないか」です。青年会議所は40歳までしか活動出来ません。限りある時間の中で、仲間と手を取り合って、切磋琢磨しながら、誇り高き信念を持って、精一杯頑張っていきましょう。

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