理事長所信

2019年度スローガン 「伝承~道の先へ想いを伝えろ~」

第50代 2019年度理事長 日置公万君

基本方針
1. 歴史に刻む創立50周年記念式典・記念事業
1. 強い想いと行動力を高めた会員拡大
1. 存在感ある広報活動で広げる街づくり

はじめに
戦後間もない混乱期から明るい豊かな社会の実現を理想とし、1949年に日本の青年会議所運動が始まりました。日本の再建を願う人々の想いが高度経済成長を成し遂げ、新幹線の開通や東京オリンピックの開催など国民が喜びに満ち溢れていました。しかし、その時代も時の経過とともに経済の低迷、大規模災害など激動の時代へと移り変わりました。そのような時代背景のなかで、私たちの海南・紀美野地域において、海南青年会議所は1969年11月3日において全国で426番目として誕生し、本年度をもちまして創立50周年という半世紀を迎える事ができました。これも偏に、社会の変化にいち早く対応し運動を展開してこられた先輩方の並々ならぬ努力の功績が有るからこそ、今日の海南青年会議所が存続しているのだと私は確信をしています。その過去を積み重ねてこられたことへの感謝の気持ちを胸に、海南・紀美野地域の明るい豊な社会の実現に向け会員全員で邁進し、次世代へと伝承していこうではないでしょうか。
歴史に刻む創立50周年記念式典・記念事業
創立50周年という大きな節目の年を迎えることができたのも、海南青年会議所設立より切磋琢磨し明るい豊な社会の実現に向け未来を築いてこられた先輩方や、日頃より私たちの活動にご協力いただいている行政、各種団体や、他青年会議所の方々からのお力添えがあったからこそです。私たちはそれらに報いるためにも、感謝の気持ちを忘れることなく、創立から今日までの歴史を振り返り、改めて青年会議所活動の理念や大切さを再認識し、次世代へ向けた新たなる意欲を伝承させていきます。その機会こそが創立50周年記念式典であると考えます。
記念事業においては、近年社会問題ともなっている地域コミュニティの希薄化に着目します。人はひとりでは生きられず、少しの気遣いや見守りのなかで、周りの人々と共に支え合いながら生活をしています。これからの社会を引っ張っていく青少年達のために、失われつつある人と人との繋がりを再構築し、地域の温もりを感じられる機会をつくり、その大切さや魅力を伝えることができる事業を開催します。
強い想いと行動力を高めた会員拡大
私たちの国が抱える人口減少問題は、地方である海南・紀美野地域においても最も深刻な問題となり、当青年会議所会員も20名以下にまで減少しました。しかしながら、当青年会議所には先輩方が築いてこられた歴史や伝統、今日まで活動してきた功績があります。また、私たちの活動に期待を持っていただいている行政や地域住民もたくさんいます。私たちはそれらの功績や想いを失うことなく伝承していかなければなりません。また、青年会議所活動は自己修練の場であり、会員同士が教え合い、学び合い、助け合い成長していく場であります。会員数が減少すれば、そういった機会も減少し成長の機会も失われていきます。当青年会議所が発展するためには、一人でも多くの会員が必要です。
本年度は会員拡大を最重要課題とします。20名の会員増強を目標に掲げ、会員全員が絶対に会員を増やすぞという強い想いを持ち、目標を定めた緻密な計画性と強い信念を携えた行動力を兼ね備える会員拡大活動を実施していきます。
会員を増強し同じ志しを持った同士が集った当青年会議所は、より大きな原動力をもって力強く運動を展開し伝承していきます。
存在感ある広報活動で広げる街づくり
この地域において明るい豊かな社会の実現を目指し日々邁進する私たちにとって、その理念を広めていく事が重要でありますが、当青年会議所の認知度はまだまだ低く、運動を周知していく為にも広報活動は必要です。従来行っている会員に向けたJCプレスは勿論のこと、対外向けに発信しているプレスリリースやホームページ、SNSも引き続き活用するとともに、動画配信など新たな媒体の特性を生かした情報発信ツールを活用することも有効です。しかし、情報発信の媒体だけ整っていれば良いとは言えません。広報とはインフォメーションとインテリジェンスを兼ね揃えなければなりません。当青年会議所概要や実施した活動報告だけ発信していれば良いのではなく、地域の問題点に着目した経緯や、解決方法として私たちはこのような活動を実施しているのだということを明確に伝えることが大切です。そうすることで、当青年会議所の認知度を高めるとともにその理念を広め、明るい豊かな社会の実現に繋げていきます。
おわりに
皆さんはなぜ青年会議所に入会しているのか考えてみた事がありますか。この地域を良くしたいという思いや、新たな仲間との出会いなどさまざまな要因があるかと思います。そういった中でも私は何よりも自己の成長の場であると考えます。なぜなら一つの物事について多種多様な考えを持った会員同士が真剣にぶつかり合い物事を決め、時には悔しい思いをし、時には自分の想いが実現し喜びに浸るなど、さまざまな場面に出会います。その経験を積み重ねることで、気が付けば自身の心に気概が出でてくるようになります。青年会議所活動では気概が最も大切です。誰かがやってくれるだろうではなく、自らが気概を持ち率先して行動する事で、地域の発展、海南青年会議所の発展、自己の成長に繋がると確信しています。
いつの時代にも困難はつきものです。仲間を信じ、苦しいから逃げるのではなく、苦しいからこそ挑戦し続けることが青年会議所活動なのです。今日まで積み重ねてきた50年という功績を確実に伝承し、総力を挙げ私たちの目指す道の先へ想いを伝えていきましょう。

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