2022年度 理事長所信

基本方針

1.一人ひとりが成長できる組織へ
1.全員で想いを伝える共感拡大
1.まちの未来をつくる事業
1.想いを伝え広める広報

はじめに

 2020年以降、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって私たちの生活は大きく変化しました。2021年、東京オリンピック・パラリンピックが1年遅れで無事に開催され、多くの人々に希望と感動を与えてくれましたが、ありとあらゆることに対して「する・しない」という選択肢を迫られるようになっています。今まで当たり前とされていたことが、果たして何のために、誰のためにされていたのか、現代社会において必要なのかどうか、改めて物事の本質を考えさせられる機会になったと言えるでしょう。
 このような時代だからこそ、青年会議所としての伝統を守りつつも、時代の変化とともに多様な価値観を取り入れ、変革を恐れず情熱を持って力強い運動を展開していくことが必要ではないでしょうか。青年会議所は、私たち青年が社会により良い変化をもたらすための成長の機会を提供してくれます。物事のプロセスを理解し、情熱を持った我々が地域の未来をつくっていきます。

一人ひとりが成長できる組織へ

 青年会議所はその名の通り会議を重要視する団体で、私たちの全ての運動は、毎月開催される理事会や委員会によって創り出され実践されます。単年度制により新たな役職に就かれた会員や、新入会員の加入など、組織が変化していく中でも、会員全員が同じ方向を向いて活動できるような環境を整えることが、運動を展開していく上で必要不可欠です。会員に対する会議体の説明は勿論、参加しやすい環境を求め続けること、ポストコロナの時代における工夫をしていくことは必須と言えます。
 また、青年会議所は県内外問わず多くの仲間が存在し、そのスケールメリットを活用することが、新たな出会いと個人の成長へとつながっていきます。まだ見ぬ新たな出会いを求め、そこから得られる多くの学びが、組織にとって力となり、ひいては地域へ力強い運動を展開していきます。

全員で想いを伝える共感拡大

 日本において青年会議所運動が広まっていたのは、「日本を何とかしたい」という高い志を持つ青年が自然と集い、共感を増やしていったことがきっかけの一つとなっています。会員拡大は、全国に691あるほとんどのLOMにおいて共通の課題です。各LOMともその現状を打破すべく、さまざまな手法で拡大運動を展開しています。我々も、今まで行ってきた拡大手法にとらわれず、全国で展開されるさまざまな手法の中から、良い事例を積極的に取り入れていくことが必要です。
 そして、私が拡大を行っていく上で一番大切にしたいことは、想いを強く伝えることです。想いを強く伝えることが、人の心を動かし、「入会したい」と思ってもらうことに繋がります。拡大を成功させるためには、勧誘する側がJC運動を深く理解し、想いを伝えることのできるリクルーターになる必要があります。会員一人ひとりがJCに求めていることはさまざまですが、誰一人「いま」の自分を悪くしようと思って活動される方はいないでしょう。「いま」を良くしようと思うのであれば、JCと真剣に向き合い活動することで、それぞれが求めているものを必ず手にすることができます。それを手にした会員がリクルーターとなることで共感を拡大し、ひいては自然と新たな仲間が集う海南青年会議所へと変革していきます。

まちの未来をつくる事業

 創立50周年記念事業として開催された「えきまえイルミネーション」は、地域の人々に多くの感動と希望の光を与えてきました。継続事業として3年に渡り開催され、冬の風物詩として、地域の人々に浸透しつつある事業です。開催当初より行政、地域団体、地元企業や先輩諸氏など、多くの人々に支えていただき実現したこの事業を、本年度は、その歩みを止めることなく、継続していくための基盤を創っていかなければなりません。海南青年会議所が一丸となることで、地域の未来を照らす光によって多くの共感が広がり、さらに大きな光で新たな未来をつくりだしていきます。
 また、昨今青少年においては、スマートフォンやタブレット端末の普及により、動画を見る、ゲームで遊ぶ、読書をするなど、好きなことを好きな時に、個人で楽しむ文化が定着しつつあります。これが要因となって、人と人とのコミュニケーションが希薄になっているように思います。このような環境において、実際に人と人との触れ合いから感じることのできる、思いやりや温もりといった、本来人が大切にすべきものを育む場が必要となってきます。私たちは、地域の未来をつくる子どもたちに生きていく上で大切にしてほしいものを感じられる場をつくっていきます。

想いを伝え広める広報

 私たちの運動を一人でも多くの人々に知ってもらうために、広報活動は必要不可欠です。毎日のように目にする情報は、日々新しい形に変化し、受け取る側のレベルも上がっている昨今、日々の活動や運動をただ発信するのではなく、常に新しい形を求めていくことが必要です。
 時代のトレンドを取り入れ、停滞することなく常に変化し続ける広報活動の展開は勿論のこと、ホームページやSNS、プレスリリースなど普段活用しているツールにおいても、「いつ・どこで・何を・なぜ・誰に・どのように」伝えるべきかを精査し、多くの
人々に想いを広めていかなければなりません。そうすることにより海南青年会議所としての新たなスタイルを確立していきます。

結びに
 
 今の海南青年会議所があるのは、先輩諸氏が歴史を築いてこられたからであり、今の自分があるのは、家族や社員、仲間といった多くの人たちの支えによるものです。私たちが活動していく上で、時代が変化しようとも残していくものと、大切にしたいことは、決して忘れてはなりません。誰かのために何かをしたいと想うことが、地域のためとなり、ひいては自分のためになります。自分らしく、若者らしく、情熱を持って、活動する俺たちが地域の未来と海南青年会議所の未来をつくります。

2022年度 組織図

委員会事業計画

総務委員会

担当理事  寺下 裕崇

委員長   中谷 祐磨

副委員長  吉田 享平

委員    高幤 保孝 保田 敏行 割石 一郎


方 針

 海南青年会議所は、1969年設立から明るい社会の実現を目指して、世代を超えて先輩から伝統と精神を受け継いでいます。当委員会では、先輩方から受け継がれた組織風土を守りつつ、時代の変化に応じた新しいチャレンジと情熱を持って力強い運動を展開していける環境づくりを目指します。
 総会では、定款、諸規程、運営原則を遵守し、規律ある姿勢で運営を行い、一般社団法人として組織のモラル向上に努めます。また、LOM内褒賞を実施してメンバーの意識向上へ繋げます。3LOM合同例会では、他LOMとの関係性を深めることで、組織や個人として様々な考え方を身につけて、今後のJC活動に邁進できるようにします。5月例会では、全員がJC活動に積極的に参加しやすくなることを目指し、海南青年会議所が今まで歩んできた歴史や活動の理念を再確認して、メンバーがそこから学んだJC魂をもって地域へ力強い運動を進める足掛かりとします。月刊内部広報誌では、メンバーや他LOMへ海南青年会議所の活動を発信するとともに、青年会議所のスケールメリットを活用し、他LOMや日本青年会議所、他団体との対談を記事にすることで、新たな出会いと多くの学びを得られる場であることをメンバーが身近に感じられるものにします。
 会員全員が同じ方向を向いて活動できるような環境を構築した我々は、これまで以上に地域の発展に協力し行動を示すことで、地域から信頼される組織となり、これからの未来をつくる海南青年会議所になると確信します。

共感コミュニケート委員会

担当副理事長  日置 公万

委員長     田渕 大祐

副委員長    片山 喬之

委員      森脇 啓太 澤 優希


方 針
 
 海南青年会議所は、設立より明るい豊かな社会の実現に向け、「自分たちのまちを良くしたい」という志を持った青年が集まり、今日に至るまで脈々とその想いが受け継がれてきました。時代が流れ、社会情勢が変わっても、この根幹部分だけは不変でなくてはなりません。我々は、この想いを多くの人に伝え、海南青年会議所の活動に共感してくれる同志を増やすことで、海南・紀美野地域の明るい豊かな社会の実現のために、歩み続けることができます。
 最も大切なことは、我々の想いや活動を、多くの人に伝え共感してもらうことだと考えます。その為には伝える「相手」を、「機会」を、「質の高い情報」を、「方法」を、そして「伝え手」を増やすことが必要です。これまで同様に、メンバーや先輩諸氏からの情報はもちろん、地域の方々や他団体等あらゆる方面にアンテナを伸ばし、そこから得た情報をきちんとリストに落とし込みます。そして、状況確認を密に行い、随時更新し、共有することで、メンバー全員が進捗状況を把握できる委員会運営を行います。その他に、メンバー向けセミナーの開催、誰が使っても必要な情報を伝えることができるパンフレットやチラシなどを作成し、伝え手のスキルアップを図ります。
 また、今のネット社会では欠かすことのできないホームページやSNSを活用した広報活動を継続し、三役会、各委員会と連携し、今まで以上に「5W1H」を明確に発信していきます。 これまでの事業の案内や活動報告だけでなく、どんな人が関わっていのるかを発信し、共感を深める取り組みを行います。
 2022年、新型コロナウイルス感染拡大による新しい生活スタイルも3年目となります。多くの物事が制限され、オンラインへのシフトが浸透してきた今、海南青年会議所がコロナ社会に則した形で行ってきた、リアルでの触れ合い、助け合いの大切さは、多くの人の共感が得られると実感しました。この共感の輪を広げていくことで、地元との関係を深め、同じ志を持つ仲間が集まってくる団体となり、それが地域の未来と、海南青年会議所の未来をつくる担いの根幹であると信じて、行動で示していきます。


子ども達の未来をつくる委員会

担当副理事長  内芝 祐貴

委員長     島田 成生

副委員長    中谷 敦憲

委員      上村 一正 柏木 宏之 作嶋 祐河
          西山 美也 橋本 匡弘

方 針

 昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、私たちの住む、海南市・紀美野町においても、生活環境は大きく変化してきました。その中でも特に、子ども達は自由を奪われ、学校が休校となったり、友達との接触を制限されたりと、非常に窮屈な生活を余儀なくされております。そして、オンラインでのコミュニケーションは、対面に比べて発信できる情報が限られるため、相手の表情、感情や意図が理解しにくく、関係が希薄になったと感じるようになりました。子ども達は、この世の中を生きていく上で、人との関わりの大切さを、再認識する必要があると考えます。
 まずは、子ども達が、家族や仲間との温もりや思いやりを感じられるコミュニケーションの必要性を理解し、多くの家族や仲間と直接触れ合うことで、人との関わりの大切さを実感できる事業を行います。また、「えきまえイルミネーション」を地域活性化に繋げるために、海南青年会議所が中心となり、行政、地域団体、地元企業と共に、持続可能な事業となる基盤づくりを行うことで、共感の広がりとそこから生まれるシナジー効果による、さらなる盛り上がりを目指します。
 海南市・紀美野町に住む子ども達が、人の温かさを感じ、思いやりの心をもつ大切さを学ぶことで、将来大人に成長したときに大きな財産となります。そして、「えきまえイルミネーション」が、地域との連携を通して、冬の風物詩として昇華され、ひいてはまちの未来をつくっていきます。

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